オリ近藤大 韓国代表斬りで1軍アピール
「練習試合、オリックス10-7斗山」(21日、清武)
オリックスのドラフト2位・近藤大亮投手(24)=パナソニック=が、韓国・斗山との練習試合で2回1安打無失点の好投で1軍昇格を強烈にアピールした。
六回から登板すると先頭打者は直球のみの3球勝負で空振り三振。続く韓国代表の呉載元には追い込みながら中前打を許すが、後続を二飛、空振り三振に打ち取った。七回先頭にはこの日のMAX145キロで二飛、続く打者も直球で投ゴロに打ち取ると最後は韓国代表の許敬民を143キロで一邪飛に斬った。
「ホッとしました。落ち着いて腕を振ることだけを考えました。韓国代表?それどころじゃなかった。必死でした」
17日の紅白戦では初実戦の緊張から先頭打者から3連続四球などで2失点の乱調に落ち込んだ。「このままじゃアカン。打者と勝負せな」と切り替えてこの日の登板に臨んだ。
福良監督は「きょうは良かった。気持ちも出ていた。次もチャンス与えます」と即戦力右腕の快投に合格点を与えていた。