日本ハム・大谷翔平投手（２１）が１１日（日本時間１２日）、アリゾナキャンプ２度目の休日を利用し、レンジャーズ・ダルビッシュ有投手（２９）とアリゾナ州内で会食したことが明らかになった。

　この日、大谷はグラウンドには姿を見せなかったが、投手としてお手本とするメジャーリーガーと、中田ら数人を交えて食事。ダルビッシュは２０日からピオリアからほど近いサプライズで行われるレンジャーズの投手キャンプに参加するため、現地入りしており、日本ハムの新旧エースの対面がアメリカで実現した。

　大谷は昨年１２月初旬にダルビッシュと初対面。食事やトレーニング法など豊富な知識を持つ右腕に「教えてもらえれば」と話していた。年末には東京都内でともに自主トレも行っており、今季、投打のキャリアハイを目指している二刀流にとって、先輩エースの存在は大きなプラスになっている。

　１１日のＭＬＢ公式サイトでは「日本出身の次なる期待のスター」というタイトルで大谷の特集記事が組まれた。その中の独占インタビューで「大リーグでプレーすることは自分の夢」と将来への思いを話した。夢の実現へ、現役メジャー右腕から学ぶことは多くある。