日本ハム・大谷 10日米デビューへ
日本ハム・大谷翔平投手(21)が10日の練習試合・韓国ロッテ戦で今季実戦初登板を果たすことが31日(日本時間2月1日)、有力になった。メジャースカウトの視察が見込まれる中、二刀流が米国デビュー戦に臨む。
4年目のシーズンへ決意が新たになった。この日、アリゾナキャンプ前日の全体ミーティング後、大谷は「投手陣は横一線の競争と言われた。対外試合で短いイニングを投げるので、そこにしっかり合わせていきたい」と表情を引き締めた。
首脳陣は開幕投手最有力の大谷も例外なく、ローテを争う他の投手同様、キャンプ中旬までに実戦登板させる方針だ。順調に調整が進めば、10日が試運転の舞台となる。
162キロ右腕はメジャー各球団も注目している。日本ハムにも問い合わせが多数入っており、当日はピオリアのキャンプ施設を所有するパドレスはもちろん、複数球団が来場する可能性十分だ。「キャンプ中にしっかり体をつくりたい」と大谷。初登板から力のこもった投球で、日本に大谷ありを見せつける。