大谷5冠馬シンザンに刺激 もっと冠を!

 日本ハム・大谷翔平投手(21)が27日、応援大使を務める北海道・浦河町を訪問。同町生まれの5冠馬シンザンにならい、今年以上のタイトル奪取を理想に掲げた。

 今季、最多勝、最優秀防御率、最高勝率の投手3冠を達成し、ベストナインも受賞して“4冠”とした大谷も、上には上がいることを思い知った。馬産地として有名な浦河町は数多くの名馬を輩出したが、その中でも代表的なのがシンザン。1963年にデビューし、皐月賞、ダービー、菊花賞を制して戦後初のクラシック3冠を成し遂げると、その後天皇賞、有馬記念も勝って5冠達成。競馬界の主要タイトルを総なめにした。

 そのシンザンの銅像を前にした大谷は、名馬の偉業に刺激を受けた様子だった。「(タイトルを)取るだけ取れれば、それだけいい選手が(チームに)いるということ。優勝に近づくのは間違いない」。個人プレーに走る気はないが、自分の成績が上がればおのずとチームの勝利に結びつく。V奪回のためにも多くのタイトルを目指すのは当然のことだ。

 今季は優勝を逃し、悔しい思いをした。来季に向けて「基礎から(体づくりを)やりたい」と決意を新たにした大谷。伝説の名馬のように勝ち続け、頂点へと導く。

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