柳田がプレミア12辞退…骨折リスク抱え

 11月に行われる国際大会「プレミア12」の日本代表に選出されているソフトバンク・柳田悠岐外野手(27)が、出場辞退を申し入れたことが31日、分かった。

 柳田は9月26日のロッテ戦(QVCマリン)でイ・デウンから死球を受け、左脛骨(けいこつ)骨挫傷と診断された。それでもCS、日本シリーズは強行出場し、「プレミア12」についても「いきますよ。大丈夫です」と話していた。

 しかしこの日、福岡市内の病院で再検査を受けた結果、状態は悪化していなかったものの、万全ではないことがあらためて判明。疲労骨折につながるリスクも抱えており、最終的には派遣困難との判断に至ったもようだ。

 今季、ヤクルト・山田とともにトリプルスリーを達成。世界一を目指す小久保ジャパンにとって必要不可欠な存在だっただけに、大きな痛手となるのは間違いない。ソフトバンクでは左肋骨(ろっこつ)骨折の内川も欠場する見込みで、代わって中村晃、今宮が追加招集される見込みだ。

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