日本ハム・中田翔内野手（２６）が２８日、千葉・鎌ケ谷の２軍施設で、１１月に行われる国際大会「プレミア１２」に向けた調整を開始し、いきなり２時間の打撃練習を行った。

　チームから日本代表に選出された大谷、中島、増井とともに、この日から合同練習を開始。屋外で打ち込んだ後、室内練習場で特打を敢行した。「自分の気持ちのいいスイングができていないので、練習でじっくり振っていきたい」とプランを明かした。

　今季は最終的に自身初の３０本塁打に到達したが、シーズン終盤は調子を落とし、「スイングが鈍い。自分のタイミングで振れていない」と明かしていた。１１月８日に開幕する「プレミア１２」まで、残された時間が少ない。危機感を募らせる。

　１１月３日の代表合宿までは鎌ケ谷を拠点に体を動かす予定。「量を振っていく」と中田。本番までに本来のスイングを取り戻す。