ノーモア下克上！ソフトバンク・内川聖一外野手（３３）が１１日、ＣＳファイナルＳ突破に自信をみせた。ＣＳ通算打率・３５６を誇る主砲は「相手は勝ち上がってくるので緊張感や勢いもある。僕らは強い気持ちで向かわなければいけない」と力を込めた。

　１１年のＣＳファイナルＳでＭＶＰを獲得。昨季も日本シリーズＭＶＰと短期決戦の強さは折り紙付きだ。「自分が打った、打たないより、チームが勝つか負けるか。シーズン中より割り切ってやれる部分は多い。チームが勝つことが全て」と力強く言い切る。

　１４日からの大一番を前に最後の休日となったこの日はヤフオクドームを訪れ、９日の紅白戦で自打球を当てた左足甲を治療。心身ともに万全の状態で決戦に向かう。「明日、明後日と全部のことをやった上でＣＳに臨みたい」。頼れる主将が今年も日本一まで導く。