原監督、野球賭博問題に「心が痛い」

 巨人・原辰徳監督(57)が6日、チーム練習が行われた東京ドームで、自軍の選手が起こした野球賭博問題について口を開いた。

 打撃練習が始まって指揮官が三塁側ベンチに腰掛けると、瞬く間に報道陣が周囲を囲んだ。今回の事件について「事の大きさを受け止めている。監督として非常に心が痛い。こういうことが、絶対に未来永劫(えいごう)、起きないようにしないといけない」と神妙な面持ちで語った。

 練習前はグラウンドに選手、首脳陣、堤GMも集合。その後約4時間、みっちりとCSに向けて練習した。いつもなら練習中に音楽が流れるが、騒動を考慮してか、この日は流されなかった。バットがボールに当たる音だけが、静かな球場内に響いた。

 チームはCSを控えている。「これを機にしっかりと原因究明していただき、プロとして、ジャイアンツの戦いができるように」と、目の前の試合に集中することをナインに訴えた。

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