ドラ1候補大商大岡田に虎スカウト6人

 「関西六大学野球、大商大6-4京産大」(14日、明石トーカロ球場)

 大商大と龍谷大がそれぞれ先勝した。大商大はドラフト1位候補のエース・岡田明丈投手(4年・大商大高)が不調ながらも、11球団23人のスカウトを前に粘りの投球を披露。チームは延長十二回の後のタイブレークで京産大を下し、開幕3連勝とした。龍谷大も神院大を打撃戦で退け、同じく開幕3連勝となった。

 思うようなボールが投げられなかった。初めて経験する明石トーカロ球場のマウンドに直球は走らなかった。初回に挙げた3点のリードを守れず、岡田は試合後、ブルペンへ。「少しでも修正できるところは修正しようと」と一心不乱にボールを投げた。

 立ち上がりから腕が振れず、相手が春2位の京産大だったことから「力みも重なった」。投球フォームはバラバラで八回途中4失点は今年ワーストとも言える内容。それでも粘って終盤に修正したことで、6人で視察した阪神スカウト陣は一定の評価を下した。

 「悪いときにどうするか。本人にとっていい勉強になったのでは」と担当の畑山スカウト。チームはタイブレークの末に先勝し「あとは自分の問題」とエースは表情を引き締めた。

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