日本ハム中田27号!自己最多にあと1本

 「日本ハム5-1オリックス」(23日、東京ド)

 快音を響かせたと同時に日本ハム・中田は本塁打を確信した。1-1で迎えた三回2死二塁。吉田一の初球、甘く入ったスライダーをバットの真芯で捉えた。高速スイングで振り抜いた打球は弾丸ライナーで左翼席中段へ。豪快な一振りでたたき出した決勝弾。うっすら笑みを浮かべ、ダイヤモンドを一周した。

 試合後、お立ち台で笑っていたことを問われると「ホームランを打って一周するときは、クールに回ると決めている。そんなはずはない」とインタビュアーをピシャリ。それでも「打った瞬間、いってくれるだろうと思いました。気持ちよく振り抜けた」と、完璧な一撃を自画自賛した。

 13日の西武戦で1試合2本塁打をマークして以来9試合ぶりの一発だ。13年に記録した自己最多本塁打にあと1本に迫る27号。8月はここまで3本塁打、15打点の成績に、栗山監督も「状態が上がってきたね」と喜んだ。

 高校時代は夏の甲子園大会で活躍した中田。今夏は早実・清宮が沸かせたが、「日本中が注目しているけど、これからケガなく、間違わずに育ってほしい」とエールを送った。

 本塁打の自己記録更新には「何本とかは興味ない。あとは気分が乗ってくればもっとチームに貢献できる」。残り試合も勝利につながる一発を心がけ、打席に入る。

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