屈辱の巨人…まさかの21三振

 「巨人0-2広島」(7日、東京ド)

 上昇気配のあった巨人打線が、本拠地で屈辱を喫した。速球派がそろったカープ投手陣にねじ伏せられ、まさかの21三振。延長十二回に勝ち越しを許し、痛恨の零封負けを喫した。原監督は「もう少し打線が何とかしないと。ランナーも出なかった」と、厳しい表情を浮かべた。

 東京ドームに重苦しい空気が充満した。先発のジョンソンに全く歯が立たず、7回で13三振。タイミングを崩されると、2番手の大瀬良にも2回で3三振。九回までに16三振を奪われた。延長突入後も悲劇は続き、十回は阿部、村田、カステヤーノスが3者三振。結局、十一回まで毎回の21三振を奪われた。

 球団では9回での1試合最多は、2004年8月1日の阪神戦で記録した17三振。この夜は延長も含んだ数字のため参考記録となるが、屈辱的な記録であることは間違いない。

 新助っ人のカステヤーノスは、4打席4三振。打率・100と低迷しており、アンダーソンと入れ替わり、2軍降格が決定した。2位の阪神も敗れて何とか首位はキープ。だが、惨めな敗戦に原監督は「反省しないといけない。プロとして」と、おかんむりだった。

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