DeNA交流戦全カード負け越し貯金0

 「交流戦、日本ハム3-2DeNA」(13日、札幌ド)

 DeNAの痛い失策が、2年ぶりの9連敗を導いた。同点の八回、1死一、二塁。中田の二ゴロで併殺のはずだった。しかし二塁ベースカバーの白崎からの一塁への送球が高めへ浮き、それをロペスが後方にそらす致命的な失策。決勝点を献上した。

 「それも野球。イージーミスかもしれないけど。“敗軍の将、多くを語らず”だ」。悔しさを押し殺した中畑監督。初回に許した先制点も白崎の失策から。2つの失策が痛恨の2失点につながった。

 「(八回は)しっかりしたボールを投げればアウトだった。僕のミスです」と白崎。筒香主将は「ミスしたいと思っている選手はいない。とにかく悪い流れを断ち切ることが大事」と前を向いた。

 5月16日に最大11もあった貯金は浪費散財の末、北の大地でなくなった。全カード負け越しが決まった交流戦。14日の最終戦に敗れると、中畑政権ワーストの10連敗と、交流戦史上最低勝率の不名誉な記録をつくってしまう。連敗ストップをプロ初先発の19歳・砂田に託すが、相手は大谷。関門に立ち向かう。

 「9連敗の中身は私の責任だと受け止めて、交流戦の最後をしっかり戦いたい。下を見てもしようがない。上を見すぎてもしようがない。目先の1勝を全員でつかみにいくしかない」。1勝へ、シンプルにどん欲に立ち向かう。

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