和田2000安打!史上最年長の金字塔

 「交流戦、ロッテ0-6中日」(11日、QVC)

 中日・和田一浩外野手(42)が11日、QVCマリンフィールドで行われたロッテ(3)戦の二回に左翼線に単打を放ち、史上45人目の通算2000安打を達成した。42歳11カ月での到達は、谷繁元信(中日)の42歳4カ月の最年長記録を塗り替えた。大学卒で、社会人を経てプロ入りした選手の2000安打は、ヤクルトで活躍した古田敦也、宮本慎也に続いて3人目。

 あと1本で迎えた二回の第2打席。和田のバットが3球目を捉えた。左翼線で弾む打球。沸き上がる歓声。一塁上で背番号5が左手を挙げる。史上45人目の2000安打。最年長となる42歳11カ月での偉業に、敵地もスタンディングオベーションでたたえた。

 「思いのほかすんなりいって、自分でもびっくりです。チームも勝ったので、余計にうれしい」

 マジック2で迎えた一戦。流れを呼び、一気に決めた。一回は2死満塁から左前へ2点適時打。主導権を引き寄せ、第2打席で大台到達。第3打席では右前打で今季初の猛打賞。西武時代の恩師・伊東監督と名古屋から呼んだ家族の前で簡単に決めたが、ここに至るまでが長かった。

 「最初は開幕に出るつもりだった。思うようにいかなかったですね」

 昨年8月の右手舟状骨骨折。記録に15本と迫りながら長期離脱を余儀なくされたが全治6週間。今季の開幕には間に合うはずだった。予定を狂わせたのはもう一つの故障。右膝だ。昨年9月、2軍調整中に痛みを覚えた。走れなくなるほど悪化したのは初めて。そのまま人知れず手術に踏み切ったが状況は思うようには進まない。

 「キャンプで左膝も痛めて…。一進一退になってしまった」。春季キャンプ後、開幕1軍は断念。上がらぬ状態に「もう元に戻らないのでは」との思いもあったが、下は向かなかった。

 大学、社会人出身者での達成は古田、宮本に続いて史上3人目だ。谷繁監督兼選手を上回る最年長記録。記録達成時、一塁ベース上で指揮官から花束を渡された時に言われた。「これは1つの区切り。まだこれからだぞ」。遅咲きスラッガーは、まだまだバットをうならせる。

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