オリ金子復帰も無残…自己最短3回KO
「オリックス5-6ロッテ」(23日、京セラ)
オープン戦、2軍戦に登板せず“ぶっつけ本番”で今季初登板したオリックス・金子が、無残にも満塁弾に沈んだ。
二回、先頭から4連打で1失点。なおも1死満塁で、清田に140キロのシュートを左翼席へ運ばれた。満塁本塁打は2012年5月16日の巨人戦で高橋由に喫して以来だった。
三回にも1点を失い、自己最短の3回6失点降板。最速は147キロにとどまり「期待に応えられず申し訳なく、悔しい」とうなだれた。打線は1点差に迫ったが追いつけず、両リーグ最速30敗。4連敗で借金14となった。
昨年11月29日に右肘の骨棘(こっきょく)除去手術。回復に時間がかかり、実戦を踏めなかった。しかし、それについては「気にならない」とし「高めの球をうまく使えればよかったが、それができなかった」と話した。
高山投手コーチは「明日(24日)、肘の状態が問題なければ中6日で投げられる」とローテ入りを示唆。厳しい内容ではあったが、エースの復帰を弾みにしたいところだ。