マリン強風で中止…13年ぶり7度目
「ロッテ-楽天」(3日、QVC)
ロッテ-楽天1回戦(QVCマリン)は強風のため中止となった。強風による中止は、02年のロッテ-西武(同)戦以来、13年ぶり7度目。昨季は同球場のオープン戦・ロッテ-楽天戦が、強風でノーゲームとなった例があった。
球場内の風速計は、常時13~14メートルを表示していた。本塁付近から打ったノックの飛球が、強風で極度に流されるため、一時断念。苦肉の策でマウンド付近にマシンを置き、中堅方向へと飛ばしたが、その球も風に流されて一塁側スタンドに飛び込むほどだった。
投手陣にとっても野球をやれる環境ではなかった。同球場の風はバックネットに跳ね返り向かい風となるが、ロッテ・小林投手コーチは「前から受ける風だから、中継ぎはともかく、100球くらい投げる先発投手にとってはかなり負担になる。それが故障につながったり、調子が悪くなったりするのは、あってはいけない」と力説した。
先発予定だった涌井は4日にスライド登板。仕切り直しで連敗を止める。