ハム大谷 初安打も3三振…好機に凡打
「ロッテ5-3日本ハム」(31日、QVC)
2点を追う九回2死満塁。一打逆転のチャンスで日本ハム・大谷。球場が最高潮に盛り上がる中、初球の真ん中直球を打ち損じてファウル。2球目のボール気味のスライダーを振り、力ない三邪飛。絶好機で凡退。野手“開幕戦”を白星で飾れず、天を仰いだ。
「最後の打席の1球目はどうしても打ちたかった。狙っていた球。1球で仕留めたかった」。狙い球を一振りで仕留められず、悔しそうに振り返った。
「5番・指名打者」で野手初出場も5打数1安打、3三振。初安打を放ったが、満足のいく結果を残せなかった。四回の2打席目。石川の外角変化球を右越えに放つもつまずいて、一塁ストップ。昨年まで野手初戦は2年連続でマルチ安打を放ったが、今季初戦は1安打に終わった。
今季は開幕投手の調整を優先し、オープン戦野手出場は開幕2週間前の3月15日の西武戦が最後だった。それでも「違和感なく打席に入れました」と言い訳にしなかった大谷。次こそ勝利につなげる一打を打つ。