ハム・大谷 大丈夫?大荒れ4回5失点

 「オープン戦、日本ハム1-10DeNA」(11日、鎌ケ谷)

 課題を修正しきれなかった。開幕投手に決まっている日本ハム・大谷が、先発して4回6安打5失点。3日の巨人戦でも4回4失点と打ち込まれており、オープン戦2試合の防御率10・13という惨状だ。

 「この間と変わらなかったですね。球もバラバラ。投げ心地はよくなかった。前回の反省がまだまだできていない」

 投球フォームがばらつき、制球が乱れた。初回は1死二塁から梶谷、ロペスに連続四球。井手の犠飛で先制を許した。四回は2死三塁で桑原に四球。梶谷への2球目が暴投となり、5点目を許した。直球は最速154キロをマークしたが、計4四球、2暴投と大荒れ。4回で投球数は99球に達した。

 特別な日だった。プロ入り後初めて東日本大震災が起こった3月11日に登板。地元・岩手で東日本大震災を経験したが「そのことに関しては何もない」と思いは胸にしまい込み、目の前の試合に集中した。

 結果は出なかったが、栗山監督は「開幕に向かってやってくれると信じてる。開幕でよければいい」と信頼を口にした。次回18日の広島戦が開幕前の最後の登板となる。「(フォームの)バランスがよくない。同じ課題を継続して取り組んでいきたい」と大谷。残された時間の中、復調へ全力で取り組む。

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