楽天・松井裕 リリーフ手応え3者3K

 「オープン戦、楽天2-4ヤクルト」(6日、倉敷)

 リリーバーの資質が見えた。九回。今季は勝利の方程式を担う楽天・松井裕が3者連続の空振り三振。2点リードを許した場面とはいえ、試行錯誤していた調整法がピタリとはまった。

 「(自軍が)2点を取って良い流れだったので、絶対に3人で切るつもりだった」。今浪をチェンジアップ、荒木は直球、最後は昨季セ最多安打の山田をチェンジアップで空振り三振に仕留めた。

 やや甘く設定された球場のスピードガンでは、荒木の初球から2球連続で自己最速となる153キロ。スコアラーの計測は148キロだったものの、「空振りを取れていたので手応えがあった」とうなずいた。

 7日の中日戦(倉敷)で今季初めて2日連続のマウンドに上がる。救援投手としての課題を1つずつクリアしていく。

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