燕・石川“元女房”相川との対戦に闘志

 「ヤクルト春季キャンプ」(25日、浦添)

 “元女房”でも容赦しない。ヤクルトの石川雅規投手(35)が25日、昨年までバッテリーを組み、巨人へFA移籍した相川を打ち取ることに闘志を燃やした。

 石川は3月1日のオープン戦・巨人戦(東京ドーム)で今季初めて実戦登板する予定。相川と対戦する可能性があるが「楽しみですが今は敵。しっかり抑えることを考えたい」と表情を引き締めた。

 相川の横浜在籍時には対戦があり、その時は47打数9安打と抑えている。だが「結構本塁打を打たれている記憶がある」と、横浜在籍最終年の08年に2本塁打を浴びたことがトラウマになっているようで「長年やってるので隠すことはない。しっかり自分のボールを投げたい」と、全力で臨むつもりだ。

 この日は8日に左足関節を捻挫して以来、初の打撃投手を務めた。谷内と松井を相手に41球を投げて安打性の当たりは1本。「足は問題ない。いい段階を踏めている」と調整に手応えを感じている。

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