松井氏が岡本絶賛“ゴジラ魂”も注入

 「巨人春季キャンプ」(3日、宮崎)

 巨人OBの松井秀喜氏(40)が3日、巨人の宮崎キャンプを訪問した。2軍練習場でドラフト1位・岡本和真内野手(18)=智弁学園=のフリー打撃に視線を送り、高卒ルーキー離れした力強いスイングを絶賛。激励の言葉も送り、“ゴジラ魂”を注入した。

 後輩を思うからこその行動だった。2年連続で巨人キャンプを訪れた松井氏。最も注目したのは、期待の長距離砲だった。2軍練習場に足を運び、18歳の打撃に熱視線。岡本もその思いにこたえるように、60スイングで3本の柵越えを放った。

 臨時コーチだった昨年と違い、今回は球団OBとしての訪問。松井氏が岡本を直接指導することはなかった。だが、フリー打撃後に「新人の岡本です。よろしくお願いします」とあいさつに来た後輩に対して、激励の言葉をかけたゴジラ。内容については双方ともに明かさなかったが、しっかりと“ゴジラ魂”を注入したようだ。

 松井氏は岡本について、「スイングの軌道が一定で、バットがしなるように安定して捉えていた。高校生を卒業したばかりで、素晴らしいバッター」と絶賛。岡本も憧れの大先輩の姿に「すべてが大きかった。オーラがありました」と、感激の表情を浮かべた。

 次期監督候補にも名前が挙がる中、今回は2日間の日程で巨人キャンプを視察する。原監督からは「気軽に来てくれればいいし、我々はいつでも歓迎」と、笑顔で迎えられた松井氏。選手に対しては「このキャンプで体を仕上げて、日本一奪回へ頑張ってください」とエールを送った。

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