Mドラ2田中 開幕1軍“1次試験通過”

 新人合同自主トレを打ち上げた田中
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 ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=が1軍キャンプスタートすることが23日、決まった。この日、QVCマリンでスタッフ会議が開かれ、伊東勤監督(52)は「体力面で十分にプロのレベルに達していると判断した」と太鼓判。秀才ルーキーがまずは開幕1軍への“1次試験”を通過した。

 国立大出身という練習環境を鑑み、当初は体力面の観点から2軍スタートが有力とみられていた。しかし、新人合同自主トレが始まると、田中はポール間走でトップをマークするなど予想を覆した。「スピード、持久力は『A』評価の報告だった」と指揮官。体力面に関する不安が一掃され、“1軍切符”をゲットした。

 首脳陣は即戦力として期待している。「今の自分に何が必要なのか。何をすべきか」と模索している田中に、実際にプロの1軍レベルを早く体感させ、具体的な目標設定を持たせる意味合いもある。落合投手コーチは「ゆくゆくは先発として考えている。故障だけはしないように、しっかり見ていきたい」と話した。

 この日の田中は午前中、千葉県・成田山新勝寺にチーム全員で必勝祈願。午後はロッテ浦和球場で自主練習し、球団マネジャーから電話で“合格通知”を受けた。「持っている力を発揮したい。自分の力がどれだけ通用するのか確かめたい」と静かに意気込んだ。

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