Deドラ4福地元春の登場曲は佐野元春
DeNAドラフト4位の福地元春投手(24)=三菱日立パワーシステムズ横浜=が、21日、佐野元春の「SOMEDAY」を登場曲にすると明かした。1981年リリースの曲で「聞いたことはない」のだが、父・安夫さん(49)の願いを受け入れての選曲だった。
「父は男の子が生まれたら、名前は“元春”にすると決めていたそうなんです」というほどの大ファン。「『1年でいいから“SOMEDAY”にしてくれ』と言うんです」と渋々OKを出した。
この日はブルペンで42球、初めて捕手を座らせて投げた。セットアッパーとして期待の即戦力左腕は「巨人の山口さんのように毎年60試合くらい投げる。理想ですね」と登板数にこだわる。
「本当はE-girlsが好き。最近の感じの曲にしたかった」という思いは1年間封印する。横浜は80年に佐野元春がデビューしたゆかりの地。「これから聞いてみます」という、父の愛した曲を横浜で何度も流すことが、プロ入り最初の親孝行になる。