中日新外国人ナニータは世界一メンバー
中日は15日、新外国人として今季メキシコリーグでプレーしたリカルド・ナニータ外野手(33)、台湾プロ野球・統一でプレーしたアマウリ・リーバス投手(28)、アストロズなどに所属したラウル・バルデス投手(37)との契約を発表した。いずれも契約金は590万円で、年俸はナニータが3540万円、リーバスが2950万円、バルデスが4720万円。
ドミニカ共和国で獲得にあたった森ヘッドコーチのイチオシは、シュアな打撃と堅実な守備を誇る左打者・ナニータだった。「ホームランは少ないかもしれないが、率は稼げる。(タイプ的には)オチョアかな」。2003~06年に在籍し、強肩強打の外野手として2度の優勝に貢献した優良助っ人を引き合いに出した。
さらに、森ヘッドに同行していた桂川通訳兼国際渉外担当は「左のルナですね」と評して、太鼓判を押した。13年のWBCドミニカ代表で、優勝メンバーでもあるナニータが谷繁竜を押し上げる。