FA相川 5000万減でも巨人入団

 異例の大幅減俸を受け入れ、新天地で勝負することを決めた。ヤクルトからFA宣言した相川亮二捕手(38)が21日、都内の球団事務所を訪れ巨人入団を表明した。

 16日に2度目の交渉を行い、1年契約で年俸は1億1000万円から5000万減の6000万円プラス出来高払いを提示されたとみられる。これだけの減俸を受けてのFA移籍は異例だが、条件以上に「第一線で勝負」という熱意が上回った。「(決断に)悔いはない」とすっきりとした表情を浮かべた。

 今季は58試合出場にとどまった。だがレギュラーへの意欲は衰えてはいない。「キャンプからベストの状態を出せるように」。背番号は「23」。心機一転、小林らとの競争に勝ち、来オフはV字ターンを決めてみせる。

 電話で入団の意思を伝えられた巨人の原沢代表は「大きな役割を果たすと思う」と話した。DeNAからFA宣言した金城龍彦外野手(38)とも基本合意に達しており、12月上旬にも2人一緒に入団会見を行う予定だ。

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