大谷 力でメジャー斬り!12球中10球直球

 「日米野球・第1戦、日本2-0MLBオールスター」(12日、京セラ)

 侍初登板で大谷(日本ハム)が1回を無安打無失点の鮮烈デビューを飾った。メジャーリーガーを相手に最速159キロの直球を軸に3人斬り。「打者の的が大きかったですし、投げやすかった。ちょっと力が入ったけど、ゼロで抑えられたのはよかった」と笑みを浮かべた。

 八回。登板前、捕手の嶋に「真っすぐで押そうか」と問われ、うなずいた。先頭のエスコバルには3球全て直球を投じ、最後は153キロで右飛。次のファウラーは内角156キロ直球で左飛。そしてゾブリストへの初球は、この日最速の159キロをマーク。最後は158キロでバットをへし折り一ゴロに仕留めた。

 「持ち味のスピードで押し込めたのはよかった」。12球中10球が直球。力でメジャーを抑え込み、納得の表情を浮かべた。

 高校時代、一度はメジャー挑戦を決断した。憧れの舞台で戦う選手に、強い印象を植え付けた。ファレル監督は「強い直球を投げるね。背は高いけど、柔らかくて素晴らしい」。打ち取られたゾブリストも「球が速くていい投手」と絶賛した。

 慣れないメジャー球に「ひっかかるボールもあった。次までに修正していく」と大谷。次回は札幌ドームでの第5戦に先発する。次回は期待される160キロのボールでメジャーの強打者を封じる。

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