「阪神５-３ＤｅＮＡ」（４日、甲子園）

　再逆転を許しての敗戦。ＤｅＮＡ・中畑監督は「重いミスだった」と振り返った。

　六回の守備、無死一塁。マートンの右中間への浅いフライは、捕球する意思を見せた桑原の、さらに前に落ちた。痛い失策が、再逆転のきっかけになった。「梶谷さんが目に入って、ちゅうちょしてしまった。打球も思ったより前だった。申し訳ないです」。桑原は肩を落とした。

　中畑監督は采配ミスも口にする。その後、１死二、三塁で、代打新井を敬遠。「（三浦）大輔は勝負したがっていた。私のミスも重なって、逆転の流れをつくってしまった。悔いが残る」と唇をかんだ。

　この敗戦で、自力Ｖが消滅。「ウチがそういうことを気にするチームになったということ。前を向いて頑張りたい」と誓った。