原G、亀井合流&長野スタメン復帰へ

 首位を明け渡すつもりはない。2位広島との直接対決を控えた巨人・原辰徳監督(56)は1日、第1ラウンドの舞台、長野へ移動。東京駅で「最高のカードだな。いろんなチームと首位攻防戦をやるね」と語り、決戦へ気持ちを高めた。

 待望の戦力が戻ってくる。左大腿(だいたい)筋の肉離れで戦列を離れていた亀井が1軍に合流。さらに、右膝関節挫傷でベンチスタートを余儀なくされている長野も状態が回復。スタメン復帰が濃厚となった。

 指揮官は「(亀井の登録は)あしたの状態を見て。(長野は)まだ分からない」と慎重。ただ亀井は8月31日の2軍戦で3打数1安打。守備も走塁もこなした。長野も「(足は)大丈夫」と言い切った。見通しは明るい。

 8月は2人に加え、アンダーソン、セペダ、高橋由も故障で離脱。外野手不足が、同月13勝13敗1分けと停滞した要因の1つにもなった。亀井は「貢献することしか考えてない」ときっぱり。勝負の9月。交流戦MVP男とリードオフマンのW復帰で、加速モードに入る。

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