「交流戦、ＤｅＮＡ１-７オリックス」（２５日、横浜）

　ＤｅＮＡ打線が沈黙した。オリックス・ディクソンのナックルカーブにタイミングが合わず、１３三振で完敗。中畑監督は「プロの打者が同じように空振りしている。あのカーブは魔球に近い。プロである以上ギブアップはできないが、今日はギブアップ」と、潔く敗戦を受け入れた。

　得点は四回、２死一、三塁から暴投で挙げた１点のみ。主砲ブランコも低めのボール球にバットがクルクルと回り、屈辱の３三振。好調オリックスに投打で圧倒された。

　２４日の日本ハム戦でも完封負け。今季は淡泊な攻撃を繰り返し、あっさり敗れる試合が目立つ。指揮官は「何か対策して立ち向かわないといけない。明日はやり返します」と、必死に気持ちを奮い立たせた。