「日本ハム１１‐１ロッテ」（１６日、札幌ド）

　ようやく本領発揮した。日本ハムのミランダが来日初の２打席連続本塁打で、チームの今季２度目の４連勝に貢献した。

　まずは初回、１点を先制し、なお１死一、二塁。成瀬の外角直球を左方向へ流し、左翼席に運んだ。二回の２死一塁では高めのカーブをバックスクリーンへ豪快２ラン。今季初の５打点をマークした。

　チームは２試合連続の２桁安打で、今季最多の１１得点。６戦全敗だったロッテに初めて勝ち、４月１６日以来の貯金１とした。お立ち台に上がったミランダは「オレニマカセロ」と絶叫した。５月上旬には打率１割台と低迷していた助っ人に笑顔が戻った。

　キューバ出身で、巨人・セペダや、ＤｅＮＡに加入するグリエルとは友人だという。母国の英雄に負けない活躍を見せるつもりだ。