西武初の屈辱…7カード連続負け越し

 「ソフトバンク14‐3西武」(27日、ヤフオク)

 巻き返しの道のりは険しい。西武・伊原監督が「負けられない試合」と位置付けた敵地で大敗。前身のクラウンライターだった1978年以来となる36年ぶりの、7カード連続負け越しとなった。西武では初めての屈辱だ。

 過去4試合でいずれも5回以上を投げるなど安定していた先発のレイノルズが背信。初回に柳田に満塁弾を浴びるなど1回5失点で粉砕された。「5点では勝負にならなかった」。結局、今季ワーストの被安打20、14失点で惨敗した。

 4月での借金10は、所沢移転1年目の1979年以来。「関係ない。全然関係ないよ」と伊原監督は強がった。それでも、九州のファンから飛んだ「気合を入れろライオンズ」の叱咤(しった)がむなしく球場に響いた。

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