早大・有原に中村GM「かつての江川」

 「東京六大学野球、早大5‐3立大」(26日、神宮)

 早大が先勝した。今秋ドラフトの目玉、有原航平投手(4年・広陵)が今季2勝目。同じくドラフト1位候補の中村奨吾内野手(4年・天理)は1号2ランを放った。

 あと1死が踏ん張れなかった。11安打を浴びて九回2死で降板した有原は、ヒヤヒヤの白星に「勝ててよかった」と、胸をなでおろした。

 5点リードで完封は目前だったが、九回1死から遊撃内野安打を許すとそこから乱れた。「最後は直球が多くなってしまった」と、力勝負で3失点。走者を残しピンチを広げたところで、交代を告げられ「変化球を多くして、もう少し冷静になれば結果も違っていた」と反省した。

 だが、本調子でなくとも最速153キロを計測した右腕。日米12球団のスカウトが集結し、阪神の中村GMは「かつての江川(元巨人)のような雰囲気を持っている投手だと思う」と絶賛した。状態が上向けば、ネット裏はますます過熱しそうだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス