「オリックス１０‐４楽天」（２６日、ほっと）

　またも惨敗だった。楽天が２００８年７月２２、２３日以来、６年ぶりとなる２試合連続の２桁失点での敗戦。昨年１７勝６敗１分けとカモにしていたオリックス相手に、今季は５戦全敗と、不名誉な記録が続いている。

　星野監督は試合後「今日悪いのは銀次」と語った。初回無死一塁から併殺コースに見えた平野恵の打球を二塁へ悪送球。無死一、三塁となり、先制点につながった。銀次は挽回しようと４安打を放ったが、指揮官の機嫌は戻らなかった。

　だが得点機を生かせない打線も心配だ。五回無死一、二塁からジョーンズ、ユーキリスが連続三振。外国人コンビの不調も響き、ここ最近はこんな展開が多い。指揮官は「ダメダメ。全然ダメ」とあきれて語ったように、てこ入れする可能性もある。

　再びチームは借金１。貯金、５割、借金を行ったり来たり。則本、塩見の表ローテの２投手で連敗した結果も痛いが、投打ともに、何かを変えていく必要がありそうだ。