ソフトB・柳田15年ぶり三重殺を演出

 「日本ハム1-2ソフトバンク」(22日、東京ド)

 攻守で魅せた。ソフトバンク・柳田が三回無死一、三塁で中堅から「レーザービーム」を披露。チームでは15年ぶりとなる三重殺を演出した。打っても五回に同点適時打を放った。

 三回は先制点を献上し、なお無死一、三塁。ここで4番・中田の打球を、中堅の柳田が前進しながら好捕した。そして、本塁を狙った西川をダイレクト返球でアウトに。ブロックした捕手の細川は、体勢をすぐに立て直し、二塁へ送球する。進塁を試みた一塁走者の大谷を刺し、三重殺が完成した。

 試合前のシートノックでイメージをつくり上げていた。人工芝の状態を確認し、ワンバウンド送球では「マウンドに当たってしまう。ノーバウンドで投げようと思った」。狙い通りの返球でビッグプレーにつなげた。

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