第86回選抜高校野球大会出場32校の主将による「キャプテントーク」が13日、大阪市内で行われた。奄美大島初の甲子園出場となった大島(鹿児島)の重原龍成主将(3年)は、離島ゆえの苦労を明かした。
大島の遠征時の様子を質問したのは三重の長野主将(3年)。重原主将が「船で(球場まで)10時間かかります」と答えると、他校の主将も真剣に耳を傾けた。
秋の九州大会は鹿児島予選ベスト4と躍進。ただ「1人あたり10万円くらい」と出費がかさんだ。センバツでの滞在費用は、OB会が負担することが決定。多くのサポートを受けて、地理的ハンディをはねのける。