西武ドラ1森、2・11先発マスクも

 西武のドラフト1位・森友哉捕手(18)=大阪桐蔭高=が、伊原西武初の対外試合で先発マスクをかぶるプランが浮上した。19日、新人合同自主トレを視察した潮崎哲也2軍監督(45)は、2月11日の阪神2軍との練習試合(高知・春野)での起用法に言及。「アタマでもいい」と積極起用の方針を打ち出した。

 森は将来の正捕手と位置づけられ、伊原監督は性急な1軍昇格を否定。今春キャンプも2軍(B班)スタートが内定済みだ。その2軍では英才教育を計画。潮崎監督は「何も(状態に)問題なければ。捕手は試合に出てナンボ」と初陣から捕手を任せると明言した。

 西武黄金期を支えた右腕は、技術はもちろん、捕手としての雰囲気も「試合でないと分からない」と強調する。大阪出身の森だけに、なおさら注目必至の状況も織り込み済み。「阪神戦で、向こうも最初の試合。祝日やし、お客さんも入るんと違うかな」。いかにもファームではない、にぎやかな試合を貴重な経験にしてもらうつもりだ。

 また「たくさん失敗してくれれば、課題も洗い出しやすい」と窮屈さを取り払った。新人合同自主トレは10日目を終え、森の調整は順調。伊原監督が視察に訪れるきょう20日は、春季キャンプの組み分けも正式に発表される。扇の要へのレールは着々と敷かれているところだ。

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