G先発補強で広島・大竹を調査へ

 巨人が広島・大竹寛投手(30)がFA宣言した場合、獲得を視野に調査を行うことが3日、明らかになった。

 来季に向け、チームとしては先発投手の補強が急務の状況であることは間違いない。今季はチームトップの13を挙げた内海、菅野に加え、11勝の杉内と3本柱を形成した。だが沢村が中継ぎに回り、宮国が伸び悩んでいる背景もあり、4人目以降が不確定だ。

 そこで白羽の矢を立てる可能性があるのが、通算74勝の大竹だ。右腕は05、09年に10勝をマークした。10年からの2年間は右肩痛などで2勝に終わったが、12年に11勝を挙げてカムバック賞を受けた。今季も2年連続2桁勝利となる10勝を挙げ、広島がCSに進出する原動力の1人となった。

 大竹は今季、国内FA権を取得。1日に広島と2回目の交渉を行ったが大竹は結論を出さず、自ら球団側に条件を要望した。今後、FA権を行使する可能性もある。

 巨人としては大竹の動向を見守り、FA宣言した場合は獲得を視野に調査に入る。球団40年ぶりの日本シリーズ連覇を逃した原巨人が、来季の日本一奪回に向け戦力整備を進める。

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