大阪桐蔭・森、昨年タックル映像で闘志
野球の18U(18歳以下)ワールドカップ(30日~9月8日・台湾)の公式会見が29日、台中市内で行われ、高校日本代表の西谷浩一監督(43)、森友哉主将が出席。会場では、昨年大会のハイライト映像が流された。
米国戦で自身がタックルを受けた場面を目にした森友は「世界一に貢献したい」と、気合を入れ直した。苦い記憶を思い起こさせる映像に「もうちょっといいところを流してほしかった」と苦笑しつつ、闘志に火がつかないわけがなかった。
その後の監督会議では、走者による野手への接触禁止ルールを大会の技術委員が説明。同様のプレーはさせない認識を全チームが確認した。接触について「この大会では当たり前」と覚悟を決めていた森友だったが、これで余分な注意を払う必要は少なくなった。
この日の公式練習は、雨天で球場は使えず。チームは室内練習場で約2時間、汗を流した。会見の写真撮影では、ボールに「優勝」と書き込んだ森友。唯一の昨年大会経験者として“リベンジV”を成就する。