有田工・古川、8奪三振の力投も無念

 「全国高校野球・2回戦、常葉菊川5-3有田工」(14日、甲子園)

 初戦で自己最速148キロをマークした有田工(佐賀)のエース古川が、9回5失点。9安打されながらも8奪三振の力投を見せたが、最速は144キロ止まりで無念の敗退となった。「きょうは直球のスピードが出なかった。疲れがあったのかもしれません」。今夏は7試合935球を一人で投げ抜いた。プロ志望の右腕は、「プロに行けなくても、とにかく上を目指す。もっとすごい投手になりたい」と誓った。

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