大谷ぶっつけ代打弾!骨折から鮮烈復帰

 3点リードの七回だった。1死二塁の好機で、陽岱鋼の代打として打席へ。同じ名字のロッテ・大谷がフルカウントから投じた143キロの直球をはじき返した。札幌ドームでの本拠地初アーチを「入るとは思わなかったが、自分のスイングができました」と引きつった笑顔で回想。右ほおがまだ腫れているため表情は落ち着かず、汗をぬぐう姿もぎこちなかった。

 試合出場はプロ初本塁打を放った10日の楽天戦(Kスタ宮城)以来。離脱中は合宿所で痛みが残る患部を冷やしながら麺をすすり、テレビ観戦していた。しかし、チームは大谷が欠場した3試合で3連敗を喫していた。

 「自分の不注意で迷惑をかけた。貴重なベンチの1枠も空けてしまい、何とか取り返したかった」。うっぷんを晴らすように、打球がスタンドに吸い込まれたことを確認すると、ダイヤモンドで雄たけびを上げていた。

 とにかく野球がしたかった。12日からチームが着用している「バーニングレッド」の限定ユニホームに初めて袖を通すと、何事もなかったかのようにグラウンドに現れ、通常メニューに参加。打撃に、バント、走塁練習をこなすと、キャッチボールに右翼のポジションで守備練習を行い、さらに筋トレを行っていた投手陣の輪にも加わった。

 その姿に代打起用を決めたという栗山監督は、「明日は大丈夫だと思う」と15日・西武戦でのスタメン起用を示唆。「持ってるもんはこんなもんじゃない。もっとうまく引き出してあげたいんだ」と無限の可能性を信じている。二刀流が19日から始まる球宴を前に、再び輝きを放ち始めた。

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