阪神リリーフ陣 前夜のリベンジ!岡留→桐敷→ゲラ→岩崎0封リレー 岩崎「昨日は昨日、今日は今日ということで」

 「巨人2-4阪神」(5日、東京ドーム)

 前夜の借りを返した。2点リードの九回に登板した阪神・岩崎が、わずか6球で試合を締めくくり5セーブ目を挙げた。4日は1点差の八回を託されたが、今季初失点で同点に追い付かれた。一夜明けて、苦い思いの残るマウンドで果敢に左腕を振った。「昨日は昨日、今日は今日ということで。やり返すとかは意識しなかった」と持ち味の冷静さを失うことはなかった。

 3-2で迎えた六回から継投に入った。岡留が4番・岡本和から始まる打線を無失点に抑えると、七回は桐敷がマウンドへ。1死から増田大に中前打を許したが、丸を打ち取り、最後は一走をけん制死に仕留めた。開幕から14試合無失点を継続する“スペードのエース”は「チームが勝てばいいかなと思っているだけ」と自身の記録にはどこまでも無関心だった。

 八回を無失点に封じたゲラは「優(岩崎)がしっかりと投げてくれた」とダブル守護神を担う相棒をねぎらい「ブルペン陣の結束した形が出た」と勝利を喜んだ。登板機会のなかった島本、漆原の無念も晴らした盤石の無失点リレー。「中継ぎで勝つ」という合言葉を体現した勝利だった。

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