「ボクシング・ＷＢＯ世界バンタム級タイトルマッチ」（５月６日、東京ドーム）

　武居由樹（大橋）の挑戦を受ける王者ジェーソン・モロニー（オーストラリア）が２８日、羽田空港着の航空機で来日した。

　日本から３人のスパーリングパートナーを招聘して調整してきたと話すモロニーは「キャリアでも最高のコンディションで、そして最高のトレーニングをしてここまでくることができました」と爽やかに語った。

　元々はオーストラリアでの試合を希望していたというが、交渉の中で、井上尚弥の防衛戦が行われる５・６東京ドームでの試合が浮上。「東京ドームで日本のボクシング史上最大のイベントで、自分のタイトルマッチがあるということは、何よりこれ以上のことはないと思ったので、もちろん受けました」など、理由を語った。

　前回の来日時は大阪でたこ焼きやお好み焼きに舌鼓を打ったという。焼肉や寿司も含めて日本食党だというが、今は減量中ということもあり、“粉もん”は厳しい。「（勝利の）お祝いで美味しいものを食べたい」と、武居を退けて大阪グルメを堪能することを誓った。