文字サイズ

春の訪れ告げる「津山さくらまつり」 見下ろす1000本の桜

 さくらの名所として日本100選にも入っている岡山県津山市の鶴山公園(津山城)で「津山さくらまつり」が3月29日に開幕(4月14日まで)する。2月には公園の南西に街のランドマークとして旧津山国際ホテルがザ・シロヤマテラス津山別邸として新築移転オープン。桜見物の名所として注目されている。

 岡山県北最大の都市・津山で、毎年恒例の一大イベントが開催される。春の訪れを告げる「津山さくらまつり」だ。これまでは4月に入ってからの開幕だったが、近年開花が早まる傾向にあることから、開催以来初めて3月(29日)の開幕を決めた。津山市観光協会の本名隆光事務局次長は「気候の変化が激しい。昨年は4月5日には散り始めたので」と、開催日程に変化を持たせた。

 約1000本の桜を有する鶴山公園は、石垣の連なりが地上45メートルにもおよび「眼下に見下ろす桜を楽しんでもらいたい」と本名事務局次長。4月6、7日には本丸専用タクシー(入園料込み往復600円)を運行し、階段をあがるのがしんどいお年寄りなどにも「見下ろす桜」を楽しんでもらえるように配慮した。

 3月中旬にはライトアップに備え、ぼんぼり155基の設置も完了した。幻想的な夜桜見学の準備も万端だ。

 本名事務局次長は「家族で楽しんでいただきたい」と週末を中心にご当地グルメの出店やキンタロー。のお笑いライブ(4月14日)も開催される。また、さくらまつり期間中は公園で火気使用も許可されている。バーベキューセットの持ち込みもOKで、主催者も木炭・アミ付き七輪セット(3000円)を用意。「国指定の公園の中で個人が火を使えるのはここだけじゃないですか。手ぶらでバーベキューを楽しむこともできます」と胸を張った。津山牛で有名な当地では、昔から花見に焼き肉などを楽しむグループがあったという。その名残が今も続いている。

 春のさくら、秋のもみじ見学が売りの鶴山公園。今年2月には公園の南西に地上9階のホテル、ザ・シロヤマテラス津山別邸がオープンした。最上階に展望テラスがあり、鶴山公園を一望できる。また、8階の温浴施設・津山温泉「城見SPA」からも四季の鶴山公園を楽しむことができる。

 客室は65室あり、ドッグフレンドリーフロアでドッグランもある4階には愛犬と一緒に宿泊できる露天風呂付きの部屋が5室ある。レストランはオープンガーデンに面し、津山や岡山の食材を取り入れた料理が楽しめる。またマルシェや喫茶もある。地元の人たちは観光の拠点、人が集まるランドマークとしても期待されている。。(デイリースポーツ・岩本 隆)

 ◇旅メモ

 ◆鶴山公園(津山城) 「津山さくらまつり」開催中の開園時間は7時30分~22時(裏門21時)、入園料は大人300円(高校生以上)、小人無料。団体30人以上で2割引き。開花情報(TEL0868・32・3560)

 ◆ザ・シロヤマテラス津山別邸 津山市山下30の1(電話0868・24・2111)

 ◆問い合わせ 津山観光センター(TEL0868・22・3310)

 ◆アクセス JR岡山駅から津山線で約70分。車は中国道・院庄ICから国道179号で津山市内へ。

関連ニュース

    デイリーペディア

      旅最新ニュース

      もっとみる