かわいすぎる「女炙り師」~曽根崎

 明るい森本知世さん(左)につられ元気に乾杯!
 これぞ「女炙り師」。やけど寸前
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 大阪・曽根崎1丁目の焼鳥店「ともよ」は女将と呼ぶにはかわいすぎる28歳の森本知世さんが切り盛りする。全国でも珍しい“女炙(あぶ)り師”の異名の持ち主だ。串に刺さない焼鳥は食べやすく、オリジナルのおばんざいも好評。働く男性たちのお腹とココロを満たしている。

 ◇    ◇

 子どもの頃から料理が大好きだったという知世さん。「母が料理上手で、手伝いながら覚えていきました。人と接する仕事がしたかったので自然と飲食業に引き込まれていったような気がします」。

 何軒かの店で修業を重ね2014年7月14日、26歳で「ともよ」の女将に。三十数年、この場所で親しまれたそば屋の建物を居抜きで借りた。「和の外観と、お客さんの顔が見えるオープンキッチンがすごくいいなぁと思いました」。

 店の雰囲気に合わせて“ユニホーム”も和風。浴衣の裾をミニスカなみに短く切ってスパッツをはき、日本手ぬぐいのハチマキをキリリと締める。自ら炎が上がる焼き場に立つことから“女炙り師”と呼ばれている。

 言われてみれば女性が焼き場に立つ姿は見たことがなかった。夏場には「やけどレベルに熱くなる」過酷な場所。店頭の看板を見て「女炙り師ってなんや?」と入ってくる客も多いとか。

 通常、焼き鳥は串刺しだが、この店では網で焼き上げるバラ焼きスタイル。滋賀県の養鶏場で育った黒地鶏のプレノワールという品種で、「硬すぎず、柔らかすぎず、うまみがある」という。「生でも炙ってもおいしい」という奈良産倭鴨(やまとがも)や、おばんざいは定番の「金のポテトサラダ」(580円)、「ともよの肉じゃが」(480円)をはじめ日替わり、月替わりが多数。

 メニューの見直しに余念がなく、営業中、常連さんに「何が食べたいですか」と聞くこともあるとか。季節限定、希少な日本酒は「女将の隠し酒」としてお楽しみな逸品になっている。

 ふらりと入ってきた男性3人組は「ウエルカムな店構えがよかった」と初めての来店。業界紙に勤める松江祥弘さん、山口貢さん、平田隆智さんで、仕事柄舌は相当肥えていそうに見受けたが、「焼き鳥がバラで出てくるとは上品」「どのメニューもおいしくてびっくり」とゴキゲン。「デイリースポーツさん?阪神ファンじゃなくてもいいのかな?カンパーイ!」。女将を囲んで盛り上がってくれました。

 ◆ともよ 大阪市北区曽根崎1の1の18 地下鉄東梅田駅から徒歩6分。TEL06・6365・1533。営業時間17時~翌3時。無休。17~19時はハッピーアワーで生ビール250円、ハイボール100円。

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