阪神・四藤慶一郎球団社長が８日、国内ＦＡ権行使の意向を球団に伝えている大和について言及。

　「絶対に必要な戦力、選手なので、ぜひとも残ってほしいという気持ちは伝えました」

　ＤｅＮＡが大和獲得に乗り出すことが同日、濃厚となった。今オフの懸案事項は二塁手の補強で、水面下で調査を進めてきた。

　その中でも大和は補強ポイントに合致する。今季は正二塁手を固定できなかった。大和は内外野のどこでも守れる上、堅守を誇る。ＤｅＮＡの日本人野手では１人しかいない両打ちに挑戦した今季、打率・２８０を残した打力も魅力的だ。

　オリックスの長村裕之球団本部長（５８）は８日、ＦＡ権行使の申請書類を提出した阪神・大和について高い興味を示した。

　「関心はある。内野手の厚みを加える。そういう意味で計算できる間違いない選手。まだ（申請書類を）提出したということなので、公示されてから検討することになる」