阪神・佐藤輝 CSファイナルS開幕「大事な試合。気合も入る」初戦の平良は今季13の0「しっかり準備」

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は14日にセ、パ両リーグのファイナルステージが開幕する。リーグ2連覇を達成し、1勝のアドバンテージを持つ阪神は13日、「2026 JERA クライマックスシリーズ セ ファイナルS」のDeNA戦に向けて甲子園で全体練習を行い、佐藤輝明内野手(27)と森下翔太外野手(26)がCS突破を誓った。相手先発の平良とは今季5度の対戦で佐藤輝は無安打、森下は2本塁打と対照的な成績だが、勝利への思いは同じ。猛虎打線が誇る主軸が日本シリーズへ導く。

 すっかり日も暮れ、涼しい風が吹く聖地に快音が響く。あいにくの強烈な浜風でスタンドインは少なかったが、佐藤輝のやる気に満ちあふれた表情から、準備ができたことは分かった。「大事な試合なんでね、気合も入ると思います」。日本シリーズへの進出条件は4敗する前に3勝すること。ただ、負けるつもりはない。

 「毎試合勝つつもりで。当たり前にやりたいなと思います」

 相手先発の平良にはシーズンで苦しめられた。5試合のマッチアップで13打数無安打。今季10打席以上の対戦があった投手で唯一のノーヒットだ。7三振もワーストタイ。三冠王が最も苦戦した投手と言っていい。しかし、それもレギュラーシーズンでのこと。「もうそれはね、しっかり準備していくだけなんで」。短期決戦になれば、一度リセットされる。

 新人から5年連続でCSに出場して、通算成績は54打数12安打で打率・222、2本塁打、7打点。2本のアーチはいずれもDeNA戦で放っている。昨年は3試合とも安打を記録し、3戦目は初回に先制3ラン。2年ぶりのCS突破へ大きく貢献した。

 今季は打率・306、39本塁打、106打点で史上9人目の三冠王に輝いた。当然、勝負を避けられたり、マークが厳しくなったりと最大限の警戒が予想されるが、それすらも跳ね返す力を持っている。昨季のファイナルS・DeNA戦も3試合で11打数5安打、打率・455、1本塁打、5打点と結果を残し、短期決戦の戦い方も熟知している。

 直近2度の優勝と違うのは、シーズン終盤まで優勝争いを繰り広げたこと。それも試合勘が鈍らないとプラスに捉えていた。一戦必勝の大舞台。もちろん前売り券は完売している。聖地は秋風の心地良さと、熱気が交じり合うだろう。超満員の甲子園で、虎の4番が再び大暴れする。

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