【阪神CS突破へ展望・打者編】足で局面動かす必要も 鍵を握る高寺ら下位打線 藤田平氏
2リーグ制以降では球団初となる連覇を達成した阪神は、14日からクライマックスシリーズ(CS)ファイナルSに臨む。対戦相手は巨人かDeNAか未定だが、2年連続の日本シリーズ進出へのポイントとは-。デイリースポーツ評論家・藤田平氏が関門突破に向けた野手陣の鍵を占った。
阪神としては6番打者以降の下位打線が鍵となるだろう。中でも高寺に期待したい。左打ちだが左投手を苦にしない打撃はもちろん、足も速い。
短期決戦で打ち勝つことは難しく、足で局面を動かす必要も出てくる。走れる選手は多い方がいい。もっと成長してもいい選手だが、ここでもう一皮むけてもらいたい。
遊撃手の起用にも注目だ。シーズン終盤は元山が主に出場したが、最後の方は足が動かず、打球を追い切れないような守備が何度か見られた。
1年間を通じて戦い抜いた経験がないと、蓄積した疲労とうまく付き合うことができない。気持ちとは裏腹に“あと一歩”が出ないこともあり、守りのほころびにつながる。遊撃を守れる選手は多い。木浪、小幡ら調子の見極めが重要になる。
昨季はレギュラーシーズンを10月2日に終え、ファイナルS初戦まで中12日も空いた。今季は雨天中止が多かった影響で8日まで試合が組み込まれ、14日のファイナルS初戦まで中5日と試合間隔が短い。実戦感覚を残したまま臨めることはプラスに働くはずだ。
