阪神・森下 初回いきなり23号!もう自己最多並んだ「当たり前に思って過ごしてたので」 佐藤輝超え41発ペース

 「中日2-5阪神」(14日、バンテリンドーム)

 一瞬の静寂が、敵地の大歓声を際立たせた。開始わずか3分で、阪神・森下翔太外野手が強烈な先制パンチをお見舞い。ハイペースで刻み続けるアーチに、もはや驚きの声はない。

 神経を研ぎ澄ましていた。初回2死、1ボールからマラーが投じた外角高め150キロをフルスイング。角度34・9度(球場表示)で高々と舞い上がった白球を見つめながら走り出した。「少し上がりすぎたかなと思いました」というものの、打球は右中間のホームランウイング席へ飛び込む先制弾に。6月9日・ソフトバンク戦(ペイペイ)以来、今季2度目となる逆方向への一発となった。さらに続く佐藤輝が2者連続アーチ。本塁打王の座を争う2人の競演で、9連戦の好スタートを切った。

 当の本人は「結果的にホームランになったので良かったですけど、もうちょいできるかなとは思いました」と淡々と振り返ったが、この一撃で昨年マークした自己最多タイ23号に並んだ。それもシーズン折り返し前の今季80試合目でクリアとなり、年間41本塁打ペース。このまま順調に積み重ねれば、昨季40発で本塁打王に輝いた佐藤輝を上回る可能性も十分だ。

 “稼ぎ時”は逃さない。今カードを迎える前には「ホームランを打つにはチャンスの球場だと思ってる。大振りになり過ぎず、自分のスイングができれば勝手に打球が飛んでくれると思う」と話していた背番号1。中日戦では対戦チーム別最多の9本塁打目、バンテリンドームでは4本目のアーチと、得意の舞台で本領を発揮した。

 ただ、森下は「今年は最初からキャリアハイはクリアする数字ではあるというのは当たり前に思って過ごしてたので、特に思うところはない」ときっぱり。一つの区切りとなる球宴までに「もっともっと打てれば」と力を込めた。チームの頂点、そして「キング」の称号を手にするその日まで、若き主砲に慢心はない。

野球スコア速報

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス