阪神・平田2軍監督 3年ぶり先発の桐敷「登板間隔が空いてることも含め」 4番のドラフト1位・立石「中心としてやってもらわないと困る」
「ファームリーグ・交流戦、阪神2-6巨人」(28日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
阪神2軍は宿敵の投手陣に封じられ、今季のファームの「伝統の一戦」は5戦全敗に終わった。
26日に出場選手登録を抹消された桐敷が、23年7月14日の2軍・広島戦(由宇)以来となる先発で3回2失点。立ち上がりに失点したが、2イニング目から立て直し5三振を奪った。
打線ではドラフト1位・立石(創価大)が本拠地では初となる4番に座り2戦連続安打をマーク。終盤まで得点できずにいたが、九回は先頭の代打・山田の左前打からチャンスをつくり、西純の犠飛とドラフト3位・岡城(筑波大)の中前適時打で一矢報いた。
試合後の平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-先発・桐敷の意図は。
「登板間隔がね、1軍でも投げてないでしょ。抹消されて、大体3イニングというところで投げたというところ」
-木下が2軍で先発調整していたのとは、意味合いが違う。
「全然、全然。間隔がかなり空いたんで、長いイニングで。どっちにしても10日間は上(1軍)に上がれないんで。そういうところで、大体3イニングめどで投げて」
-投げさせた方が出力も上がってくる。
「もちろん、もちろん。ちょっと登板間隔が空いてるっていうことも含めて、1イニング、2イニングより、3イニングぐらい投げて、ちょっとそういう感覚をつかむというかな」
-育成ドラフト1位・神宮(東農大北海道オホーツク)は内容も良かった。
「負けてるゲームだったんだけど、もうだいぶ落ち着いてるよ、神宮は。この前のランナーが出てからのリリーフといい。スライダーでストライクを取る、彼の持ち味というか。そういうところで、早めに追い込んでというね。かなり落ち着いてきたよね。この間、舞洲でヒット、フォアボールを出して、バント処理でという(19日のオリックス戦では自身の失策が絡み1死も奪えず3失点)。ああいう失敗した経験をうまく生かしてるというか。投げっぷりが良くなってきてるもん」
-バッターは最後の方に一矢報いた。
「最後なんかもう、どうでもいい話やん。やっぱりジャイアンツとの差。昨日も話したけど、それを痛感させられるんだから、0勝5敗でしょ。もうこれが本当の今のタイガースのね、突きつけられたよ、われわれに。選手じゃないよ。もっと育成をしっかりしろというところの、ジャイアンツとの差っていうのをね。ジャイアンツの2軍の、やっぱりスイングとか、守備の動きとか。全てにおいて出てくるし。左ピッチャーも含めて、質が上だもん」
-立石は1軍実績のある投手から2試合連続での一打。
「まあ、ヒットがちょこちょこ。今日から4番というところで。勝負どころというか、ファームでも中心としてやってもらわないと困る選手なんで」
-2軍戦ながら多くの観客の前で試合ができる意味。
「うーん、だから去年も21万人(2軍本拠地開催の入場者数)でしょ?今年もこうやって。われわれも東京行って、ジャイアンツタウンスタジアムも満員でしたし。東京でもタイガースファンがすごく来てくれて。ここ(SGL)はね、昨日も話したけど、ジャイアンツファンもたくさん応援に来ていただいて。やはり、こういう交流戦っていう。今年から3ブロックに分かれて、というところでの。いろんな対戦チームもできてというところも、ファームのゲームに興味を持ってくれるファンの方たちも多いんじゃないかな。タイガースに対する、そういう期待だよ。イキのいい選手を育てなきゃいけないし。こういうぶざまなゲームしとったんじゃファンももう飽きられる。そういう危機感をわれわれは常に持ってやっていかなきゃいけない。ありがたい話だよ、こんな日曜日の夜でね」
