甲子園でトライアルベースボール開催 阪神OB・大和氏が初参加「底上げをしていかないと」

 子どもたちとボールゲームを楽しむ初参加の大和氏(撮影・金居みつよし)
 講師を務めた(左から)秋山拓巳氏、岩田稔氏、糸井嘉男氏、桧山進次郎氏、掛布OB会長、葛城育郎氏、狩野恵輔氏、大和氏
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 阪神は27日、兵庫県西宮市の甲子園球場で野球振興イベント「トライアルベースボール」を開催した。第1部には同市在住の小学1、2年生と保護者の約120人が参加。掛布雅之OB会長(71)、桧山進次郎副会長(56)らOB8人が集結した。

 虎戦士の熱気がこもる室内練習場が、この日は笑顔であふれた。子どもたちだけではなく、保護者も一緒に、打って投げる。参加者は柔らかいボールを使ったティー打撃やストラックアウト、手投げ野球を通してOBと交流。イベント終了後は聖地のグラウンドに入れる特別企画も行われた。

 掛布OB会長は「野球って面白いんだと感じてくれることが一番。そのためには親御さんも喜んでくれなきゃ」と、家庭で野球を楽しんでもらうことが重要だと強調。桧山副会長も「世代をつなげていくことが大事」と共鳴し「バットを握ったことがない子もいたけど、この短時間でびっくりするぐらい上手になった」と目を細めた。

 また、現役時代は高い守備力を武器に活躍した大和氏(38)が初参加。神奈川県で少年野球と高校野球の指導に携わる同氏は「うまい人だけが野球をするんじゃなくて、野球を好きでいてくれる人を増やしたい。底上げをしていかないといけない」と思いを明かした。地道な活動の継続が、ひいては野球界の未来へとつながっていく。

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