阪神・工藤はセットアッパー固定で 岩崎、ドリスと「登板順を入れ替えながらも面白いかも」狩野恵輔氏
阪神のMAX161キロ右腕・工藤泰成投手(24)が、最強リリーバーへの道を歩んでいる。23日のヤクルト戦で3者連続三振と好投し連続無失点を8試合に伸ばした。登板20試合で防御率1.27。デイリースポーツ評論家の狩野恵輔氏は、「勝利の方程式に名を連ねてもいいほど」と高く評価する。
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2年目の工藤が素晴らしい。今季は開幕から左アキレス腱断裂の石井の離脱などで、リリーフ陣が不安視された中で工藤の成長は著しい。勝利の方程式に名を連ねてもいいほどの内容を見せてくれている。
新人だった昨シーズンは力任せの投球という印象だった。だが今季は前で粘って投げられているように映る。具体的には、ボールのリリースポイントが相手打者寄りになっているようだ。
ボールのリリースポイントを前にすれば、ストレートの質やコントロールが安定してくる。今年の工藤は多少のボール気味であってもストレートでファウルを打たせるなどしてカウントを稼げている。
工藤に対して他球団は当然、ストレートが速いというイメージを持っているはず。相手が直球にタイミングを合わせてくる所でのフォークやカットボールも効果的。変化球の精度も良く昨季より投球比率を上げているのではないか。直球あっての変化球。直球の質が向上しているからこそ変化球が効いている。
今後もセットアッパーに固定して見てみたい。3者連続3球三振の「イマキュレートイニング」を記録した16日・西武戦から23日・ヤクルト戦までの4試合を計4回9奪三振。岩崎、ドリスの状態を見ながら登板順を入れ替えながら起用しても面白いかもしれない。
